近は、日常的に食べている白米を玄米にすることで、ダイエット効果を期待するという人がいます。玄米ダイエットを実行している人はたくさんいますが、ダイエットに玄米を用いることは利点と欠点が存在しています。場合によっては期待したほどのダイエット効果が得られないこともありますので、玄米に関する知識が重要になります。玄米ダイエットをすると、まずプラス面として便秘解消が見込めることです。玄米に含有されている食物繊維の働きによって、腸の機能が向上し、便のかさが増えて、大腸に留まっていた便を一掃できます。便秘対策がふまくいき、体内に留まっていた便を排出することができれば、デトックスによって代謝が向上します。より代謝の高い身体になれば、血流が良くなって汗をかきやすくなり、体を動かしたり、体温が上がった時に脂肪を燃焼させやすくなります。玄米は白米よみも噛み応えがあって、よく噛んで食べなければなりませんので、咀嚼による刺激で小顔作用もあるといいます。ダイエットと聞くと、開始して数日で体重減少効果が得られたり、見た目が痩せてきたりというもをイメージしますが、玄米でのダイエットはもっとゆっくりとしたものです。たとえ白米を玄米に変えたとしても、カロリーの高いおかずをたくさん食べたり間食をしていると、ダイエット効果を得られないでしょう。日々の食事の献立を見直して、栄養の偏りを改善し、体が必要としている栄養を補給しつつ、ウエイトコントロールを行いましょう。限られた期間内で、すぐにでも体重を減らしたいという人は、玄米ダイエットではなく、別の方法を選ぶといいでしょう。
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